その後、そのスタイルがブルガリならではのものとして人気が高まってくると、ブルガリは本格的に時計を製造するためにブルガリタイム社をスイスに設立し、1984年には、創設者ソティリオの孫であるパオロとニコラが、それぞれブルガリの会長、副会長に就任。
時計製造会社の設立、経営陣の世代交代など、自身で新たな局面を開いたブルガリは、時計の製造に意欲的に取り組み、イタリアらしいデザインと最高品質を誇るスイスの時計製造技術とを高次元で調和させることで、ブルガリ時計の魅力を不変とすることに成功したのです。
この美しさと技術の調和は、曲線を活かした美しいスクエア型ケースに、複数の複雑機構を持つ自社製ムーブメントやスケルトンダイヤルなどを装備した”アショーマ・マルチ・コンプリケーション・スケレッテ”が、真に高品質なブルガリ時計の象徴として見事に表現。
そして、レッタンロゴ、エルゴン、ディアゴノ・プロフェッショナルなどの、エレガントでスポーティなラインアップを始めとする多くのブルガリ時計によっても、その類まれなデザインセンスと精巧を極めた技術力は証明され、世界中で多くの人を魅了しつづけています。